更新日:2 日前

千葉県の柏市と我孫子市の間に手賀沼という大きな沼があります。ご存知でしょうか?都心へのアクセスも良く、牧歌的な自然が残り、年間約100種類の野鳥が来るところです。

大正初期、後に民藝運動を起こす柳宗悦はこの沼畔の景色に惚れ、移住し、日本全国の民衆の工芸品の探究活動を開始していました。また白樺派と呼ばれた志賀直哉や武者小路実篤、随筆家、俳人であり新聞記者であった杉村楚人冠、陶芸家のバーナードリーチという文化人たちもこの風光明媚な地に移り住み、手賀沼の我孫子側は文化人たちの出会いと絆の地にもなりました。彼らを魅了したのが南傾斜の先に広がる湖沼景色や漁業の営み風景でした。

しかし、昭和中期に入り干拓と宅地化が進み、生活雑排水から湖沼汚濁度順位というもので全国ワースト1位となってしまい、ディズニーランドの誘致も失敗、今もなおワーストランキング上位のままです。

これは恥ずべきことだと地域行政が水質改善の努力を始めても、汚れきった水はすぐには戻りません。なぜ水質汚染から沼を本気で守ろうとしなかったのかが不思議ですが、それが高度成長期の高揚がもたらしたものでもあったと思えます。

企業が沼としたら、企業にも「水質」があるのではないでしょうか。企業風土に慣れないということは、水が合わないということです。業績以外のことが理由で、良い人が来ない、良い人が去るという手遅れ状態になる前に、会社は社内での浄化用水の注入、浚渫、面源負荷対策をしなければなりません。

手賀沼の素晴らしい景色と復活できていない水質を見て、綺麗な鳥はたくさんやってくるが多くの魚介類や水生動物は死滅した、この現状を知りこんなことを連想してしまいました。


水面下以外はとても綺麗な沼畔風景

更新日:2 日前

弊社取引先企業の多くが在宅勤務体制を整えました。また、新型コロナ後からの在宅勤務によってワークライフバランスが成り立っている方も多いと思います。弊社職業紹介事業でも在宅勤務可の取引先企業の多くが中途採用者数を増やしています。

先日、山の中腹で急勾配の土地にある民泊施設に行きました。そこは築130年の立派な古民家で、宿泊型ワーケーション、コワーキング、オフサイト研修、イベント開催などが可能なところ。訪問する人は、旅行客やワーケーション客のみならず、様々な活動家や趣味人達で、出会いと偶然を楽しみながら交流している場所となりつつあります。長閑な山水原風景に包まれた施設で、おおらか且つ自然体で宿泊客や訪問客を受け入れる若いオーナーと女将さんの笑顔がとてもいい。そこが「多様な人たちの交流拠点」として機能していることに感動しました。

今、デジタル田園都市国家構想というものがあります。地方に活気を!という国のプロジェクトですが、実際に古民家 × ハイテクの施設とか、デジタル人財同士の交流、シェアリングエコノミー実践という例が増えています。新型コロナは世界中を大混乱させましたが、日本の経済活動のデジタル化を一気に加速させたとも言えます。


また、成功している拠点には必ずキーマンがいて、そのキーマンによってその場所が進化します。Iターン移住なども必ずモデルとなる先輩移住者がおり、そういう地域は移住が加速します。

このように新様式スタイルの浸透後に起こっている様々なことにおいてもやはり「適切な人」の存在、活躍が重要です。

アイディア、企画、施設面の充実も大事なのですが、やはり運営現場にいる「人」次第で仕組みが活きるかどうか、発展するかどうかが決まります。

駅から遠く、長閑な景色の中でも新しい宿泊や就労の形が進めば「地方の時代」も近いのではないでしょうか。

弊社は様々なキャリアデザイン、キャリアリチェンジの意向をお聞きし、一緒に考えアドバイスをいたしますが、広くアンテナを張り、情報を整理整頓し、令和的な時流に乗せるべく更に新しい工夫や発想でのサービスを続けていきたいと改めて思いました。




山麓の長閑な風景

とても落ち着く客室

女将さんは航空会社から転身 オーナーは生活家電売り上げ日本一の販売員だった キャリアチェンジの話で盛り上がる

コワーキング空間 DXワーク対応

よもやま話も弾む空間  

山羊は敷地内草取り係 

居合わせた人と自然と話しやすい空間

ここで屋外イベントやBBQも可能 ホテルや旅館で出来ないことが出来る



寝室からの景色

更新日:2 日前

先日、都内日本橋の「分身ロボットカフェ DAWN2021ver.β」というカフェレストランに行ってみました。

https://dawn2021.orylab.com


店内では障がいや難病などで外出困難者である方達が、自分の分身ロボットを遠隔操作し、受付をしたり、食事メニューの説明をしています。またロボットがオーダーメニューを運んでくれたり、ワゴンセールをしにきたり、希望があれば30分までお話しすることも可能というシステム。ちなみに私のテーブルの担当者(パイロットと言います)は、難病になった元カメラマン。彼女が使用していた二眼レフカメラとその作品、そして撮影や写真の話であっという間に時間が過ぎました。周りのテーブルでも話は弾んでおります。店舗内でサポートをする従業員も明るく元気で気持ちの良い接客ができる人ばかり。食事を終えて店を出ていく人たちの多くが笑顔だったのです。

弊社も紹介事業者として障がい者雇用のお手伝いをしていますが、就職率はなかなか上がらないのが現状です(また、障がい者の離職率は高いという統計があります)。障がい者雇用促進法がありながら、採用側に「法律があり仕方がないから」という心理があったり、社内でも無意識のバイアスが存在します。

しかし、このカフェの就労モデルは画期的なアイディアで(まだ進化するという意味でver.βとのこと)、なかなか進まない障害者の社会参画の現場の中、素晴らしい挑戦だと感じました。

ロボットテクノロジーの利用目的は多岐に及ぶのですが、ここの発案者と運営者には脱帽です。これをヒントにどんどん新しい挑戦と試みが世の中に溢れていくこと、そして個性あふれる人たちが役割や就労を掴むことを願うばかりです。

また弊社でもサービスを進化させたいと思いました。障がい者採用・就職に関して「こんなアイディアってどう?」という意見がある方、是非、ご連絡ください!



入店するとロボットが人数や予約の有無をきいてきました!
レセプションも遠隔で接客

ご来店有難う(ロボットと店員さん)
退店時も挨拶

だんだん混んできてその後は満席
店内の様子1

担当パイロット
担当パイロット(遠隔操作ロボット)がメニューの説明





分身ロボットカフェ DAWN2021ver.β 入り口
分身ロボットカフェ DAWN2021ver.βのエントランス