鎌倉を散策した。湘南の中でも市としての「別格さ」が感じられ、歴史・文化、個性豊かな老舗やお洒落な店舗が多く、小径にも風情を感じます。同じ古都でも奈良や京都と比べ、人も気位の高さがあまり感じなく明るい印象です。海沿いの街独特の緩やかな風景があり、マリンスポーツをする若々しい大人達にも多くすれ違ったからでしょうか。
一部のブランド指向の鎌倉人のなかで「都内に行くなら青山、山に行くなら軽井沢」と言う人が少なくないことも聞いたことがあります。
その是非はさておき自然が豊かで都会的センスがあり都心や横浜に劣等感がない鎌倉とはやはり唯一無二のところだ、などと改めて感じ入りました。ちなみに鎌倉の姉妹都市はフランスのニースとのこと。
コロナで鎌倉への移住者もあったが、実際には報道での印象ほど多くはなかったとのこと(他の湘南地域に比べて良い物件は実は少なかったようです)。湘南移住のメインは茅ヶ崎、藤沢、平塚、逗子辺りへ、が現実的なのでしょう。
人財も街も同じで、光る個性があり品もあるということはとても魅力的です。今後、いつまでも変わらぬ魅力の多い鎌倉であって欲しいなどと思った観光客が少なかった(雨予報が外れた)鎌倉の日でした。
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