top of page

エポックメーカー

WEB2.0はGAFAが世界を支配し「利」は広く分配されていません。そして今、分散型で平等性のあるWEB3.0社会への期待が大きくなっています。

現在、世界の起業家やクリエイターがより便利にそして経済社会を正しく進化させたいということで革新的技術やサービスの開発をしており、メタバース上の商品のNFT化や決済、民間通貨、仮想土地などの挑戦の中で、不平等を直したいという発言がとても多いのです。

コロナ蔓延とGAFAの台頭は資本主義の変曲点を生じさせたのかもしれません。



日本ではウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」が躍進しており、取り組んでいる活動(アート及びビジネスサポート・ソリューション)や代表の猪子氏の発言がエポックメーカー的で、注目されております。

先日以前から興味があった「チームラボ ボーダレス 」というデジタルミュージアムを観てきました。

そこは「境界線のない世界を作り人の認識を変えたい」「身体での体験こそが価値観を広げる」というコンセプトで作られました。アミューズメント施設とかインスタ映えスポットと側面が強く、「異空間への没入感」は想像を少し下回りましたが、大規模デジタルアートによる斬新さや創り手の深い意図も感じられ、楽しめました。

その様子を動画にしました。




チームラボは創業期から「社会全体が個に行き過ぎた」という見方をしており、創作活動はチームでのみで行い、個人の名前を出さないというアート分野では斬新な流儀を実践し、強いチームパフォーマンス思考で活動しています。優秀で尖った人財の集団がチーム志向スタイルで世界で勝負する、というのはとてもユニークですが、大躍進しているこのチームの仕組みに学ぶべきことが多いと思います。

ちなみにWEB3.0への重要キーワードの1つもチームやコミュニティーによる活動です。


現在、医療、ヘルスケアデータ、ライフサイエンス業界向けビジネスでもWEB3.0の様々な可能性が模索されています。大企業でもベンチャーでもエポックメーカー的に展開し、社会にインパクトを与えるところが増え、WEB3.0時代に日本社会がフレイルを起こさず、新しい活気が出るように、と願うばかりです。


    


bottom of page